コドモトスイッチVol.9


10月11月とわたしは公私共になんだか忙しかったのですが、この期間に2回ほど「ワークライフバランス」について考える機会があったんです。

ウィキペディアによると

ワーク・ライフ・バランス(英: work–life balance)とは、「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す[1]。

だそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9

わたしは、この言葉を子育て世代へ推し勧めることが嫌いです。
(気軽にこっちに投げかけないでー)

ワークライフバランス、女性が輝く社会、イクメン・・・どんな言葉もそうなんだけど、言葉がずんずん歩いていくと、「しなければいけない」と言われてるみたいというか、「そうじゃなかったらダメなんだ」と言われてるような気がするんですよね。

と、思ってて、ウィキペディアの続きを読んでいたらこんな記述を発見。

日本以外のワーク・ライフ・バランス
アメリカのコンサルティング会社Work-Life Balance Mastery & Motivation Mastermindが行った調査によれば、男性労働者が89%、女性は87%の割合で、ワークライフバランスの実現について不可能と回答した。また、企業が労働者に対して用意しているワークライフバランスを実現するためのプログラムについて、98%もの労働者が効果がないと回答している[16]。

[16] ^ “98%の労働者が”会社のワークライフバランスプログラムは無意味” – 米調査”. マイコミジャーナル (2008年6月23日). 2012年10月23日閲覧。

おいおい、2008年って。笑笑笑
じゃあなんで今も唱えられてるんだろ。(日本だけなの?)



私自身は、いま5歳の息子がまだ0~2歳だった頃「両立」という言葉にずいぶん悩まされました。

起業してからはとっくに諦めて、開き直れているんですけど、当時はそれこそ「両立できないといけないんだ」と思っていたから。

“両立なんて無理に決まってるんだよ”
“削れるとこから削っていかないとしんどくなるよ”

今は、そう思って暮らしてます。とっても楽になりました。
何かと何かのバランスとか考える余裕もなく、ただただやってくのに毎日必死なだけ。それが現実ですよ~(◎_◎;)



話は戻りますが、つぶくペディア(!?)によると“家庭における”ワークライフバランスとは
「ライフステージ毎に一旦これまで取ってきたバランスをぐしゃぐしゃに崩そうね」です。

結婚したら、夫婦でぐしゃぐしゃに。
子どもが生まれたら、みんなでぐしゃぐしゃに。
1歳になったら。
幼稚園・保育園になったら。
2人目が産まれたら。

・・・ずっとぐしゃぐしゃ!!!笑笑
家庭に限らずどんな場面でも、まずぐしゃぐしゃにしないと何も変わらないと思うのです。崩さずにバランスを取ろうとすると、どんどん天秤に積み上がっていくだけでクソ重い。

しかしながらこうやって自分なりに考えてまとめてみても、あんまり好きになれない言葉かな~。(そもそも子育てが「ライフ」の方に入ってるからかな。「ワーク」だろぜったい。笑)
なんかもっと他に良い言葉を作って歩かせて欲しいもんですね。
「じぶんを喜ばせよう」的な。←センス・・



本文の内容とおたよりには全く繋がり無いんですが、笑
今月は保育スタッフ・安藤さんからです♪



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